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A1W はアメリカ海軍の艦艇向け発電・推進用原子炉のプロトタイプである。 型式の A1W は以下のような意味である。 * A = 航空母艦用 * 1 = 設計担当メーカにおける炉心設計の世代 * W = 設計担当メーカ(ウェスティングハウス) この原子炉はウェスティングハウス・エレクトリックが製造し、アイダホ州アルコ近郊にあるアイダホ国立研究所(英語版)の敷地内の砂漠に設けられたアメリカ海軍原子炉施設(英語版)に設置されて1958年から運転が始まった。原子炉プラントにはA1W-AとA1W-Bの2つの炉心があったが、それぞれの炉心で発生した蒸気は主推進軸に接続された1台の蒸気タービンを駆動するように接続されていた〔 〕。 A1Wの目的は海上のエンタープライズのシミュレートだったため、蒸気を艦載機の発艦を模擬する2台の復水器に流すこともできるようになっていた。また、主発電機で発電した電気は、艦内の電力負荷を模擬するため、水槽に浸した電極に通電することで消費するようになっていた。 70年代初めには、A1W-Bは試験のためニミッツ級航空母艦用原子炉(A4W)と交換された。 この原子炉は、世界初の原子力空母エンタープライズ (CVN-65) に搭載されたA2Wの原型となった。 A1W は約34年に渡り乗組員の訓練に利用された後、1994年1月26日に運転停止された〔INL 60th Anniversary 〕。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「A1W (原子炉)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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